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親・祖父母への結婚内祝い|相場・のし・メッセージの整え方

結婚という人生の節目に、親や祖父母から温かいお祝いをいただく方は多いものです。けれども、「身内だからお返しは不要では?」「高額なお祝いをもらったけれど、どのくらい返すべき?」と迷う声も少なくありません。

結婚内祝いは、単なるお礼の品ではありません。これまでの感謝を伝え、これからも良い関係を築いていくための大切な節目です。本記事では、親・祖父母への結婚内祝いについて、相場・のしの書き方・メッセージの整え方を中心に、基本マナーを解説します。

目次

親・祖父母にも結婚内祝いは必要?

「親なのだから返さなくていい」「祖父母は喜んでくれればそれでいいはず」と考えてしまいがちですが、基本的には内祝いを贈るのが礼儀とされています。特に注意したいのは、次の2点です。

  1. 配偶者にとっては義理の親・祖父母にあたること
  2. 結婚は両家に関わる慶事であること

自分の親には遠慮がなくても、相手側のご家族から見ると「内祝いをしない」という判断が失礼に映る可能性もあります。夫婦でよく話し合い、両家の考え方を尊重することが大切です。

「お返しはいらない」と言われた場合

親や祖父母から「お返しは不要」と言われることも少なくありません。これは本心であると同時に、遠慮の気持ちが含まれている場合もあります。迷ったときは、次のように考えましょう。

  • 形式として内祝いは用意する
  • 金額は相場よりやや控えめにする
  • 品物に手紙を添えて気持ちを丁寧に伝える

品物の価値よりも、感謝の気持ちを形にすることが重要です。

親・祖父母への結婚内祝いの相場

結婚内祝いの一般的な相場は、いただいた金額の「半額(半返し)〜3分の1」とされています。

目安の例

  • 5万円 → 1万5千円〜2万5千円程度
  • 10万円 → 3万円〜5万円程度

ただし、親や祖父母の場合は事情が異なります。

高額なお祝いの場合

結婚式費用の援助や、新生活資金としてまとまった金額をいただくこともあります。その場合、形式通りに半返しをすると、かえって気を遣わせてしまうことがあります。目安は以下の通りです。

  • 10万円〜40万円程度 → 3分の1程度
  • 50万円以上 → 1割〜2割程度

大切なのは割合ではなく、感謝をどう伝えるかです。お礼状や、後日の食事会、新居への招待などを組み合わせる方法もあります。

のしの基本マナー

親・祖父母への内祝いであっても、のしは省略しないのが基本です。

項目内容補足・注意点
水引紅白または金銀の結び切り(10本)結び切りは「一度きりでありますように」という意味。蝶結びは不可。
表書き「寿」/「結婚内祝」/「内祝」どれか一つを選択。地域慣習がある場合はそれに従う。
名入れ(署名)新郎新婦の連名①新姓+名前連名 ②新姓のみ
書き方毛筆または筆ペンボールペン・万年筆は避ける。濃い黒色を使用。
包装慶事用の明るい包装弔事用(寒色系・無地系)は避ける。店舗で用途を明確に伝える。

避けたほうがよい品物

親・祖父母への内祝いでも、縁起に配慮することが大切です。

「縁が切れる」ことを連想させるもの

  • 包丁・ハサミなどの刃物
  • 割れやすいガラス製品
  • ハンカチ(手切れを連想)

「踏みつける」意味を持つもの

  • スリッパ
  • マット類

実用性があっても、目上の方への贈り物としては避けたほうが無難です。

メッセージの整え方

内祝いに添える手紙は、何よりも心に残る贈り物です。特に祖父母にとっては、孫からの言葉そのものが宝物になります。

基本構成

  1. お祝いへのお礼
  2. 近況報告
  3. 今後の抱負
  4. 変わらぬお付き合いのお願い

フォーマルな例(義両親・義祖父母向け)

このたびは私たちの結婚に際し、温かいお祝いを賜り誠にありがとうございました。
おかげさまで新生活を無事にスタートいたしました。
ささやかではございますが、感謝の気持ちとして内祝いの品をお届けいたします。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

親しい祖父母向けの例

おじいちゃん、おばあちゃんへ
温かいお祝いを本当にありがとう。
小さい頃から見守ってくれたことに心から感謝しています。
これからはふたりで力を合わせて、笑顔の絶えない家庭を築いていきます。
ささやかですが、感謝の気持ちを込めてお送りします。

避けたい言葉

  • 切れる・別れる・終わる
  • たびたび・重ね重ね・再び

結婚は繰り返さない慶事とされるため、重ね言葉は避けるのが基本です。

同居の場合・遠方の場合の考え方

同居している場合

形式通りの高額なお返しよりも、丁寧な手紙や記念品、家族での食事など、気持ちが伝わる形を選ぶほうが自然です。

離れて暮らしている場合

相場を意識しつつ、配送前に電話でお礼を伝えることが重要です。「品物より先に言葉」が基本です。

まとめ|形にするからこそ伝わる

親や祖父母への結婚内祝いは、「返す・返さない」という損得の話ではありません。

  • これまで育ててくれたことへの感謝
  • 新しい家族として歩み始める決意
  • 両家の関係を大切にする姿勢

それらを「形にする」機会です。金額の正解はひとつではありません。大切なのは夫婦でよく話し合い、両家に配慮しながら誠実に向き合うことです。

石森良三商店では

石森良三商店では、結婚内祝いに関する基本的なマナーを大切にしながら、のし・包装・メッセージ対応まで丁寧に整えております。

「高額なお祝いへの返し方に迷っている」
「親への内祝いはどの程度が適切か知りたい」
「祖父母世代に失礼のない品を選びたい」

そうしたお悩みに向き合ううえで、形式を守りつつ、気持ちがきちんと伝わる内祝いをご用意しています。結婚という節目にふさわしい内祝いについて、詳しくは結婚内祝い特集ページをご覧ください。

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この記事を書いた人

satoyumiのアバター satoyumi 買い付け係

石森株式会社で買い付け係を務めるゆみです。長野の魅力を伝えるカタログギフトの企画をきっかけに、職人さんの想いに触れながら、厳選した商品を届けています。5年前に「石森良三商店」が誕生し、より多くの方に直接手に取っていただける場ができました。日々の暮らしが楽しくなる道具や器との出会いをお届けします。

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